本の値段

結局 幻冬舎は文芸社よりも高額で
どうにも 手が出ないことがわかりました。

もちろん 先方は書店に幻冬舎ルネッサンスのコーナもあること
作るものに 大変 自信を持っていること などなど

語っていましたが。

当然 帰り道エキナカの 大手書店へ足を運ぶ。

当時 みぽりんのえくぼは 



確かに 平積みにされていました。

幻冬舎ルネッサンスのコーナーを探すと
奥のほうに確かに 50cm位の幅でル熱さんす部分の棚が
あり、間違いではありませんでした。


でも それは きらびやかに書店を飾る店頭から だいぶ遠い位置。

その後 いろいろ調べるうちに 書店の数がどんどん減っていて

でも 発行される本の 種類がどんどん増えてきていて
結局 納品されても 床においたまま棚にも登らず また返品される本も多い
ということも 分かってきました。


それでも 高額の自費出版をされる方を否定するわけではありません。

結局 値段というものは 本人が納得するのであればそれは正しい対価なのだ思うからです。

世の中に 自分の書を残すことに使う金額をいくらとするのか


それは 人それぞれでも良いと思うのです。

材料費とか 印刷代 とかではないのです。


ということで 最終的に 夢に見た 書店流通は諦めたのでした。





ところで、出版業界っていったい今どうなっているのか


そもそも自費出版して本屋に陳列など出来るのか、
結局スペースをお金で購入しているということなのか・・・


などと悶々と考えている矢先
考えていると必要な情報を必ず引き寄せるようです。

数日後に あのタレント本などでも有名な

幻冬舎の自費出版説明会が 近くであるという事を知りました。


正確には 幻冬舎の自費出版部 幻冬舎ルネッサンスという会社の無料出版相談会でした。

これは行ってよかった。

社長の小玉さんの本に対する熱い想いもわかりましたし、

本の質 ということも考えさせられました

幻冬舎ルネッサンスは知らずに旦那も買っていた 「ゴルフの品格」


【送料無料】医師がすすめる50歳からの肉体改造

【送料無料】なぜうつ病の人が増えたのか
【送料無料】60歳からの暮らしの処方箋

などなど・・があるようでした。


自費出版詐欺などが、横行してしまった頃から 自費出版につきまとう
いかがわしいイメージ  売れない、、ダサい そんなイメージを真剣に取り除こうとしている気持ちが伝わってきた相談会でした。


hpにも記されている


【人は生きているだけで感動的だ。だからこそ、その人生において必ず一冊は本を書くことができる。】

これはこころに響きますね。必ず誰でも一冊は本を書ける

そうおっしゃっていました。


すっかり気を良くして 個別相談へ・・・・
それが またとんでもない お値段なのでした・・・・がっくり










本気で自費出版を考える

「あと20冊印刷して」 という母の言葉に

とっさに計算して出てきた16万円。

これは単体でブログ盆を作って代金が訳8000円だったところから出てきた数字。

これだけかけるならもう少し足して、もうちょっとまともな自費出版が出来るのではないかと思いました。

早速 ちゃかちゃかと検索し目に入ってきたのが


「月2冊 無料で本が出版できます」

という文句

さっそく内容の概要をを簡単に応募してみると、
 数日後 直接出版社から電話が。

出版を検討してみたいから原稿を送って欲しいと。


誤字脱字だらけだから見せられないというと、それは自分たちがやるので関係ない

原稿を送って欲しいとのことでした。

すっかりその気になった私は、そのままコピーをして 投函しました。


しばらく電話もなかったので、諦めていた頃 文芸社 文化出版部の方から 電話。


無料出版は不合格だけれども、
有料にてだけど1000部の印刷と本屋への3ヶ月の委託出来るシステムに合格?したとのこと。


これには、ちょっと有頂天になりましたね(自分が書いたわけではないのだけれど)


その後、丁寧で綺麗に印刷されたパンフレットと、
本を読んだ講評 コメントが書かれたA4の紙が入った書類が送られてきました。


その間に色々調べると 文芸社は 出版詐欺などが やたらにヒットするようになり
私のトーンも半減してい行きました。

そんなうまい話はないのか・・・。

メールに記載されていた

出版に価する作品

これは 心動かされる言葉でしたね。
そして費用を見積もってもらったところ


150万ほど!!

それには、1000部の印刷  校正等出版費用 ネットでの流通
そして 契約書店による 平積み1ヶ月の陳列。 3年間の書店流通

だそうです。

まあその金額を聞いた瞬間から 儚い夢は散り始めていったのでした・・・・。

文芸社さんの特徴は、メール連絡も出来たのですが、
電話での連絡が多かったこと。その熱い語り口に 電話ではついついその気になってしまうのでした。


ただ インターネットでの詐欺云々の話しは 私はそうは思わず、本人の見解の違いなのではないかと思っています。

メールで丁寧に この金額では出来ないということを伝えると、

***********************

お世話になっております。

了解いたしました。
可能であれば弊としては流通させて多くの読者に見てほしい作品
だったのですが…。
お力になれず、非常に残念です。

今後、何かありましたらご連絡ください。
その時は私も微力ながらお力になりたいと思います。

では失礼します。
*************************
このように簡単で誠実なメールでその後しつこい 勧誘なども何全くもありませんでした。


さてさて、それでも私はこれで出版=流通 を諦めたわけではありませんでした









脊髄小脳変性症と闘う ブログ本初版完成

ブログ出版局より 待望の本が届きました。

人生で初めて作った本ですので、ドキドキ。


表紙の色や 写真の配置 ロゴなど、ほとんど選ぶことができますので
なかなか、思ったとおりの出来になっています。
 



中もこんな感じ
 



ただし、そのころ私は、本の作りというものをまだ理解していなくて

表紙 を選択したら ソフトカバーすらないものになってしまいました。

これは、やはり貧相でしたね。

でも、開いてみたら まだまだ誤字脱字が・・・!


ブログ出版局は 人による校正サービスが無いので
あくまで、自分の文がそのまま 間違い無く印刷されてしまうのです。

これは、参りましたね。

でも、なんども読み返し、母は大満足していたようです。
「あと20冊印刷して」


と軽く言われ・・・計算すれば・・16万円!!

ちょっと待ったあ・・

これを機に 本格的に作って

この本を世に出そう!などというだいそれた野望が育っていったのでした・・・。


著作権の問題 こうして解決!

この段階では、まだ販売する予定はなかったので関係がないが、
後半になり 本格的に価格を設定し販売することになった。

その時に出版社からなんども言われたのが、著作権 肖像権当の問題。
必ず許可をとってくれと。(それはそうだ・・・)


一番初めは、歌の歌詞だった。

本文の中に


>>>>
カトリック レジオマリエの会員で会ったのが、今はお別れした主人。
喧嘩して別れたわけではないのでいまどこで何をしているのだろう


♪♪元気でいるか・お金はあるか♪♪
さだまさしさんの歌を思い出す>>>>
 という部分があったからだ。
でも、これを取り除くと なんとなくせっかくの雰囲気が壊れるような気がして
削除したくなかった。

ダメもとで、さだまさしさんの 公式hpを探し、
どこにあるかわからない 小さなメールアドレスを探しました。
自体を丁寧に説明し 許可のお願いをすると
>>>いつも、さだまさしをご支援くださり、ありがとうございます。
お問い合わせいただいた件につきましてお答えいたします。

使用される歌詞は『案山子』より『元気でいるか お金はあるか』の
部分のみでお間違いありませんか?
歌詞全体の掲載となると著作権の問題が発生しますが、
ご連絡いただきました一部でしたら使用の許諾をいたします。


今後ともよろしくお願い申し上げます。

まさしんぐWORLD事務局
>>>
と、嬉しい返事が!


著作権問題というのは、権利を持っている相手が訴えなければ成立しない問題。
ようするに、いいよ、といってくれれば、その内容に沿った範囲の使い方をするならば問題はおきないのです。


そんな方法で、どうしても欲しかった
コスタリカの鳥 ケツアールの写真も
ゴジツアーズ様に 許可をいただき 使うことができました。

本当に 感謝感激です。




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